ラオスのパクセーからシーパンドンを寄り道してようやくたどり着いたカンボジア。
やっとパクセー以来のまとも都市ストゥントゥレンに来ました。
何の特徴もない普通の田舎都市ですが、ラオスとプノンペン・シェムリアップを結ぶ陸の要衝です。
マーケットでは日本でも見慣れた野菜や
すぐそこのメコン川で採れた魚
鶏や豚、その他とかなり食材は豊富でした。
両替屋ではドル以外にもバーツからの両替もやってくれて便利でした。
到着した日は街で一番の高級ホテル(1泊15ドル)に泊まりました。
この街で恐らく唯一ぐらいの洋食屋さん。
3ドル4ドルとなると地元民には手が出ないほど高いと思います。
なので店内はガラガラでした。
しかし旅行者にはかなりありがたい存在です。
お持ち帰りにも対応してくれて、夜9時にはほとんど店じまいするような田舎で夜食の確保ができました。
ホテルは街一番だけあって、フロントでプノンペンまでのミニバンの手配と翌朝の送迎まで全部やってくれました。
翌朝はきちんと時間通りにバイクの兄ちゃんが迎えにやってきて、ミニバン乗り場まで案内してくれました。
ただ、そのミニバン乗り場はホテルから目と鼻の先で2分ぐらいで着きました。
座席以上に詰め込むのが当たり前のカンボジアですが、このミニバンの会社は座席分の乗客しか乗せない優良企業でした。(客が居なかったわけではなく、超過した分は断ってました)
緑が多いが開けた場所を期待以上にきれいに舗装された快速路がひたすら続きます。
ここは日本と中国が道路や橋を開発援助で整備しています。
中国にとっては雲南省からラオスを通ってシハヌークビルまでの道は重要度を増しているので、この国道も集中的に援助で整備しているようです。
途中、ガソリンスタンドで休憩したり
道路工事の影響で迂回した先の村で休憩したり
普段車の通らない村が迂回路になったので、住民は通りがかった車に何か売ろうと簡易的な商店街ができてました。
売るといっても飲み物と地元の食品。
ちなみにお食事メニューとしてお盆に乗っていたものは、虫の炒め物が3種類と蛇の干物でした。
それを見てゲェ~とした顔をしている自分を横目に、バスに乗っていたオバちゃんたちは買いまくってました。
旧ソ連製みたいな運搬用の車も現役でした。
プノンペンに近づくにつれて休憩するところも徐々にまともになってきました。
道路も広くなり首都近郊に来たことを実感。
久々の近代的なビル群を見てやっぱりプノンペンは大都会だなぁと思います。
ストゥントゥレンから8時間のミニバン旅は疲れましたが、道路状況はかなり良かったです。
着いた後すぐにキャピトルのレストランへ行き、ステーキを食べました。
何もないカンボジアの田舎はまだまだ自分には難しいです。
ただ何処へ行っても人々は穏やかで、とても惹かれます。