名古屋を中心とした東海地方にお住まいの方は、海外旅行ので安い航空券を探す時に中部国際空港発だけでなく関西国際空港発も同時に探す方も多いかと思います。
ここ数年、関空へのLCC参入が続いていて特にアジア圏へずいぶん安く行けるようになりました。
東海地方に住んでいても関空へ行く料金を考慮しても関空からLCCで飛んだ方が安いという状況が結構ありました。
せっかくLCCのセールで安いチケットを買えても、空港までのアクセスの料金が高くては話になりません。
そこで自分へのメモ代わりとして、行き方とそれぞれの料金、空港泊にするかの判断のタイミング等について
ちょっとまとめてみました。
新幹線+特急はるか
名古屋から関空へ最速で行くならやっぱり新幹線、しかも快適で乗り換えもスムーズ
乗車券 名古屋市内ー関西空港 4,650円
特急券 新幹線 名古屋ー新大阪 2,480円 はるか 新大阪ー関西空港 480円
(乗り継ぎ割引適用)
合計 7,610円
所要時間 約2時間
近鉄+南海
名古屋から関空までほどよく快適でまあまあ早い、バランス型!?の近鉄特急利用
乗車券 近鉄名古屋ー近鉄難波 「名阪ビジネス回数きっぷ」1,800円
特急券 近鉄名古屋ー近鉄難波 1,900円
乗車券 南海難波ー関西空港 920円
合計 4,620円
所要時間 約3時間10分~3時間30分
最安を求めつつも、バスの時間が読めないのが不安、そんな人におすすめ
乗車券 近鉄名古屋ー近鉄難波 「名阪ビジネス回数きっぷ」1,800円
乗車券 南海難波ー関西空港 920円
合計 2,720円
所要時間 約4時間30分~
金券ショップで近鉄「名阪ビジネス回数きっぷ」購入すること。
金券ショップでの価格は変動の可能性ありますが、「名阪ビジネス回数きっぷ」だとだいたい1,800円~2,000円でしょう。
近鉄+空港リムジンバス
関空までリムジンバスでのアクセスなら第2ターミナルまで直行で行けます
「名阪ビジネス回数きっぷ」が売り切れてた、または高くなってしまった場合
乗車券 近鉄名古屋ー大阪上本町 「関西空港レール&バス片道特割きっぷ」 3,210円
リムジンバス乗車券 「関西空港レール&バス片道特割きっぷ」 付属
合計 3,210円
所要時間 約4時間30分~
高速バス+地下鉄+南海
名古屋から関空まで何が何でも安くいきたい、そんな人におすすめ
高速バス乗車券 名古屋駅(新幹線口)-大阪駅(JR高速バスターミナル) 1,500円
【早値早得】
地下鉄+南海乗車券 梅田ーなんばー南海難波ー関西空港 1,000円
【関空ちかトクきっぷ】
合計 2,500円
所要時間 約5時間
夜行バス+南海
関空での空港泊は嫌だ!という人なら選択肢に入るかも
高速バス乗車券 名古屋駅ー難波 2,600円
【JWEB割】
南海 空港特急ラピート 南海難波ー関西空港 1,270円
【関空トク割 ラピートきっぷ】
合計 3,870円
所要時間 約6時間
名古屋駅各始発便の関空到着予定時刻
新幹線+特急はるか
のぞみ 95号 | はるか 5号 | |||||
名古屋 | → | 新大阪 | → | 新大阪 | → | 関西空港 |
6:20 | 7:10 | 7:16 | 8:18 |
近鉄+南海 近鉄特急利用
アーバンライナー | 南海 空港急行 | |||||
近鉄名古屋 | → | 大阪難波 | → | 南海難波 | → | 関西空港 |
6:00 | 8:21 | 8:32 | 9:20 |
近鉄+南海 近鉄特急利用なし
近鉄 | 南海 空港急行 | ||||||||||
近鉄名古屋 | → | 伊勢中川 | → | 鶴橋 | → | 大阪難波 | → | 南海難波 | → | 関西空港 | |
着 | 6:44 | 8:52 | 8:59 | 9:58 | |||||||
発 | 5:30 | 7:01 | 8:53 | 9:15 |
近鉄+空港リムジンバス 近鉄特急利用
アーバンライナー | 空港リムジンバス | |||||
近鉄名古屋 | → | 大阪上本町 | → | 大阪上本町/シェラトン都ホテル大阪 | → | 関西空港(第1ターミナル) |
6:00 | 8:17 | 8:40 | 9:36 |
第2ターミナル到着は9:42
近鉄+空港リムジンバス 近鉄特急利用なし
近鉄 | 空港リムジンバス | ||||||||
近鉄名古屋 | → | 伊勢中川 | → | 大阪上本町 | → | 大阪上本町/シェラトン都ホテル大阪 | → | 関西空港(第1ターミナル) | |
着 | 6:44 | 8:55 | 10:01 | ||||||
発 | 5:30 | 7:01 | 9:10 |
第2ターミナル到着は10:12
高速バス+地下鉄+南海
名神ハイウェイバス大阪線 | 大阪地下鉄 御堂筋線 | 南海 空港急行 | ||||||||
名古屋駅 | → | 大阪駅JR高速バスターミナル | → | 梅田 | → | なんば | → | 南海難波 | → | 関西空港 |
6:45 | 9:41 | 10:00 | 10:08 | 10:23 | 11:07 |
始発で行くか、空港泊または夜行バスか
名古屋から関空まで新幹線利用で一番早く着いて8時18分なので、
国際線のフライト、第1ターミナルで午前10時、第2ターミナルで午前10時30分 がギリギリの判断のタイミングになりそう。
午前10時前のフライトなら迷わず空港泊または夜行バスでのアクセスかな
しかし、夜行バス利用でも一番早く着いて6時35分、第2ターミナルなら7時という時間。
早朝7時台ののピーチとかにはチェックインが間に合いません。
なのでボクは
午前中のフライトなら、前日入りの空港泊
午後以降のフライトなら、当日入りで近鉄+南海
と考えています。
近鉄の特急利用は財布の中身と相談ですが、これまではかなりの確率で利用しちゃってます。
やっぱり楽です。
限界までの節約よりも、空港入りは旅の始まりなので体力温存のため、ほどよく節約ほどよく快適を考えています。
最後に
2019年1月7日の近鉄の「名阪ビジネス回数きっぷ」の登場によって、「名阪まる得きっぷ」終了後に一旦は価格が上がっていた名阪特急の金券ショップ利用時の値段が下がりました。
これによって特急を利用しない場合の名古屋~関空間が2,720円となり、ほとんど「青春18きっぷ」のバラ売りの価格と変わりないくらいです。(時と場合によってはこちらの方が安い)
通年で見ても安いですし、最安の値段に近い各社バス利用の運賃とほとんど変わらないくらいです。
荷物の大きさや重さによってはバスのほうが楽だったり、また鉄道が好きかバスが好きかでも選択肢が分かれるかもしれません。
近鉄の利用は速達性とコストのバランスが一番とれているかなとは思います。
上記でお示しした価格を参考にしていただき、皆様それぞれの状況に沿いながら快適で安い旅行の一助となれば幸いです。
コメントを残す