中国渡航準備 格安SIM契約変更編

中国
スポンサーリンク

中国への渡航の準備として、いろいろやる事悩む事があります。

そのうちの一つとして、日本のスマホの契約をどうするかです。

自分としては、VPN通して日本のサービスを使う予定だけど、SMS認証があってどうしても日本の番号を維持しておきたい。

解約してしまえばお金はかからないけど、一時帰国時には不便。かと言って中国ではほとんど使わないのに、日本の契約そのままで毎月数戦線も引き落とされ続けるのは嫌。

人それぞれ中国で使い続けたいサービスは違うと思いますし、また払っても良いと思う額も違います。

今回は、「国際通話はしない」、「国際ローミングでネットも使わない」けど、「認証時に国際SMSを受け取れるようにだけしたい」、そんな自分の使い方に良さそうなSIMに中国渡航前に契約変更した話です。

ちなみに契約変更前はOCNモバイルONEを利用してました。

結論としてpovo2.0

まずは候補となったのは、「日本通信SIM」のシンプル290プラン。

月額が290円と安いです。ただし、申込時の事務手数料が3,300円かかります。

これを加味すると、最初の1年で6,780円かかります。

事務手数料がちょっと痛いです。

それで迷っていたら、こんなニュースが。

povo2.0、海外ローミングに対応へ 提供は160カ国以上 Wi-Fiなしでも現地でトッピングが買える」ーITmedia

7月19日にKDDIが、「povo2.0」において、海外ローミングを20日から始めると発表しました。

もちろん中国も対象国。

8月9日までには全ユーザーへとサービスを開放するとしています。

国際SMSの受信については無料。

povo2.0は事務手数料無料。料金体系も必要なトッピングを買う方式。180日に一度トッピングを購入すれば維持できるみたいです。

以下は公式サイトから

トッピングの購入を一定期間実施しなかった場合、どうなりますか?

購入したトッピングのうち最も遅い有効期限日の翌日(有料トッピングのご購入がない場合、povo2.0のSIMを有効化した日)から180日の間、有料トッピングのご購入がない場合、順次利用停止させていただきます。
※期間内の従量通話料とSMS送信料の合計額が660円(税込)を超えている場合を除きます。

利用停止の対象となるお客さまには、事前に povo2.0 のアカウントであるメールアドレス宛またはSMS宛に「長期間トッピング未購入による利用停止予告」を順次お送りいたします。

利用停止後30日の間に有料トッピングのご購入がない場合、順次契約解除させていただきます。

povo2.0ではトッピングを多数ご用意しており、お客様のご利用状況に合わせて自由にお選び頂けますので、ぜひトッピングのご購入をお願いいたします

引用:長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止について

 

povo2.0のトッピングで安いものは、「smash.使い放題パック(24時間)」が220円、「データ使い放題(24時間)」が330円。

そして、povo2.0の事務手数料は無料です。

年間2回だけトッピングを購入すれば維持でき、契約から1年のトータルでも1,000円に満たない額です。

これによって、国際SMSの受信を目的とした維持なら、povo2.0が最安となりました。

そして、これが決め手となりpovo2.0への乗り換えを決めました。

 

思いの外簡単だった契約作業

OCNモバイルONEからpovo2.0の契約は、乗り換えに必要なMNP予約番号があれば、アプリ上で完結できました。

まずは、OCNのサイトでMNP予約番号の取得手続きをしました。

申請から予約番号発行までおよそ1時間、早かったです。

そしてpovo2.0のアプリ上でアカウントの作成から、本人確認、SIMカードの送付先を入力して申し込み完了まで一気に終わりました。

本人確認の免許証の撮影に手間取りましたが、それでも20分程度、サクサク進みました。

 

三菱UFJデビットカードで契約を試みた

povo2.0では、公式にはデビットカードが使えるという案内はしていないのですが、ネットで検索してみると一部のカードで使えたようでした。

そこで、普段よく使っている「三菱UFJ銀行」のVISAデビットカードが使えるか試してみました。

結論としては、「使えた」でした。

ただし、将来も使えるという保証はないので、自己責任で。

 

メリット・デメリットは人それぞれ

契約に際していろいろなMVNOのSIMを考慮したり、他人のブログ記事を参考にしたりしましたが、povo2.0のデメリットとして挙げられていたのが、本人確認に使える書類の種類の少なさでした。

povo2.0の本人確認に使えるものは、免許証・マイナンバーカード・在留カードの3点。

日本の住民票を抜いて海外の居住者となっている人には、パスポートで契約できないのは、デメリットです。

しかし、渡航前でまだ住民票を移す前の自分にとっては、デメリットでも何でもありません。

また、支払い手段の少なさも挙げられていましたが、クレジットカードや対応するデビットカードを持っているならば、特に問題ないでしょう。

口座振替以外に手段が無いという人は、海外へ仕事に行く人の中ではレアなケースだと思います。

トッピングについても180日購入しなければ停止となってしまいますが、購入し忘れていても「停止の予告」がメールで来ますし、停止しても30日以内に数百円のトッピングを買えばいいだけの話。

他者が挙げていたデメリットは、自分にとっては全くデメリットではありません。

メリット・デメリットは、人それぞれ。

今は様々なMVNOのサービスがあるので、自分の使い方に応じて吟味してみてください。

タイトルとURLをコピーしました