日本語教師 中国就労(Z)ビザ 取得への道 「外国人工作許可通知」 外務省公印確認編

中国ビザ
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今回は、これまで取得した「大学院修了証明書」・「犯罪経歴証明書」の外務省公印確認の話です。

ちなみに「学位記」(正確には学位記のコピーが正しいものとする宣誓書)の外務省公印確認も必要ですが、こちらは公証役場のワンストップサービスで既に外務省の公印確認は終わっています。

 

これが終わると、後は3点の書類を中国領事館で認証してもらい、認証済みの書類を中国の大学へPDFで送り、「外国人工作許可通知」の申請と取得をしてもらい、やっとビザ申請のための書類が整います。

私は大阪に住んでいるので、地下鉄に乗って外務省の大阪分室まで行き、手続きをしてきました。

なお「外国人工作許可通知」について概要のページを作りました。

日本語教師 中国就労(Z)ビザ 取得への道 「外国人工作許可通知」 概要編
日本語教師の中国の就労(Z)ビザ申請に必要な「外国人工作許可通知」。 今回は、自分自身が学校側から要求された書類等について書いてみたいと思います。 自分が他人のブログを読んで、必要そうだなと思っていた書類が必要なかったり、中国側ではオンライ...

 

外務省公印確認とは

外務省によると、公印確認とは以下のように説明されています。

日本にある外国の大使館・(総)領事館の領事による認証(=領事認証)を取得するために事前に必要となる外務省の証明のことです。外務省では公文書上に押印されている公印についてその公文書上に証明を行っています。外務省で公印確認を受けた後は必ず日本にある外国の大使館・(総)領事館の領事認証を取得して下さい。

  • 外務省における公印確認は,その後の駐日外国大使館・(総)領事館での領事認証が必要となる証明ですので,必ず駐日外国領事による認証を受けてから提出国関係機関へ提出して下さい。

引用:公印確認・アポスティーユとは – 外務省

簡単に言えば、その公文書に対して日本国が認め確認しましたという証拠ですかね。

 

証明できる書類

証明できる書類については、以下のように定めがあります。

証明できる書類は以下の(1)~(3)の全ての要件を満たす公文書(公的機関が発行した書類や公証役場で作成する公証人認証書など)になります。

(1)発行日付が記載されていること(発行日より3か月以内のもの)
(2)発行機関(発行者名)が記載されていること
(3)個人印や署名ではなく、公印が押されていること

現状、中国ビザ申請にはとても時間がかかりますので、あまり前から修了証明書などを準備しておくと3か月を過ぎてしまうので注意してください。

自分の場合も修了式にもらった修了証明書の期限が切れ、学校側に再度発行を依頼することになりました。

また学位記のコピーに宣誓を付して公正証書にした理由が、この記述からわかると思います。

 

申請について

申請は郵送か窓口で。地域による管轄等はなく、本省または大阪分室どちらでも受付可能。

 

郵送での申請

同封するもの

同封するものは、以下の通りです。

  1. 証明が必要な公文書(発行日より3か月以内の原本)
  2. 公印確認申請書
  3. 返送先を記入した封筒(レターパック等)

注意)

  • レターパックなどに書く返送用の住所は、差出人住所と同じにすること
  • 宛先の氏名は、申請者と同じにすること
  • 郵送で申請した書類を窓口で受領することはできない

参考:申請手続きガイド 3 申請方法・必要書類 – 外務省

申請書は、以下のリンク先にあります。

申請書・委任状のダウンロード

宛先

【外務本省】

〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省南庁舎1階
外務省 領事局領事サービスセンター 証明班

 

【大阪分室】

〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館4階
外務省 大阪分室証明班

 

所要

外務省の案内によると、申請に問題がなければ、「受領日を含め4開庁日程度で返送」とのこと。

 

窓口での申請

用意するもの

  1. 証明が必要な公文書(発行日より3か月以内の原本)
  2. 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど、公的機関が発行する顔写真付きの身分証明書

なお大阪分室では、申請書は窓口にありその場で記入しました。

 

受付・交付時間

【外務本省】

交付:9時30分~12時00分、受付・申請:14時00分~16時00分

 

【大阪分室】

窓口時間:9時00分から12時15分、13時15分から17時00分
(注)申請書類を確認させていただくため、午前は12時00分までに、午後は16時30分までにお越しください。

 

 

所要

  • 大阪分室では、郵送か窓口の受け取りかが選べました。

窓口で受け取る場合は、受領日を含め3開庁日後を指定されました。

受領票をもらい、交付時にはそれを持参します。

郵送での受け取りの場合は、申請時に返送用のレターパックなどを持っていきましょう。

 

  • 東京の本省の場合はもう少し時間がかかるようです。

原則として、郵送での交付となりますが(郵送での交付の場合は4営業日目に発送)、ご希望の申請者は5営業日後の9時30分~12時00分に窓口で交付します。

引用:申請手続きガイド 3 申請方法・必要書類 – 外務省

こちらも郵送での交付を希望する場合は、申請時に返送用のレターパックなどを持っていきましょう。

 

費用

費用は無料です。

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