タイ国鉄 アランヤプラテート~バンコク 276列車 Ordinary 乗車記

タイ
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アランヤプラテートはカンボジアとの国境の町。ロンクルア市場やカンボジア側のポイペトのカジノへと向かうタイ人も多いため、鉄道よりもバスやロットゥーのほうが本数も多くまた所要時間も短いためメジャーです。

しかし鉄道だとわずか50バーツ程度で行けるため気になっている人も多少は居るのではないでしょうか。

今回カンボジアからタイへ陸路入国したので乗ってきました。

列車の基本情報

  • 距離(アランヤプラテートーバンコク) 254.5Km
  • 所要時間 5時間45分
  • 料金(アランヤプラテートーバンコク) 48バーツ

料金は2019年5月現在のものです。

オール3等車で全席自由席です。

列車時刻表 (主要駅のみ)

Aranyaprathet(アランヤプラテート) 13:55  発

Sa Kaeo               14:50

Kabin Buri              15:39

Prachin Buri             16:30

Chachoengsao             18:00

Hua Takhe               18:42

Lat Krabang              18:51

Asoke (アソーク)          19:20

Makkasan               19:25

Phayathai               19:30

Bangkok(バンコク)         19:40

旅の始まりはアランヤプラテート駅

本当に小さな駅です。

しかしカンボジアとの線路が接続され、近い将来バンコクからプノンペンさらにはホーチミンと鉄道が1本でつながれば大きなターミナル駅となってしまう可能性があります。

そうなればこの小さな駅舎を懐かしむ時代が来るのでしょう。

小さな子供にとっては鉄道はノビノビできてうれしいかもしれません。

切符は出発ギリギリめで購入。

とりあえずバンコクまでを買いました。しかしこの値段なら途中下車しても十分安いです。

すでに列車は準備を整えていました。

3等車といえばこの木の座席。でもさすがにお尻が痛くなりそうです。

ビニール製のほうは多少クッションがあったのでこちらにしました。

アランヤプラテート駅 出発 13:55

列車はゆっくりと動き出し大都会バンコクへ向け静かに出発します。

鈍行列車なので駅なのか野原なのかわからないような小さな駅にも1つずつ停まっていきます。

途中で列車の交換や

ちょっとした町の駅にも停まっていきます。

車内販売

車内販売はひっきりなしにあって、食べ物・飲み物豊富でした。

着実にバンコクへ

バンコクが近づくにつれて少しずつ駅も立派になっていきます。

日暮れとともにバンコク市内へ

徐々に明かりが増え、気づけば摩天楼の中を疾走していました。

アソーク 到着 19:20

出発時とは大きく違う景色。

都会のド真ん中にある小さな停車場、アソーク駅。

ここから地下鉄1駅でスクンビットの繁華街なので、ここで降りました。

ここまでわずか48バーツ。

地方から出てきた人にこの光景はどう映るのでしょうか。

約6時間でしたが、座席も思ったより快適でトイレも入れないレベルでもなく乗ってよかったです。

初めて3等車に乗りましたが、この列車を経験してほかの路線や夜行列車でも3等車に乗ってみたくなりました。

機会を作って夜行3等のレポートもしてみたいと思います。

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