ホーチミンのちょっとオシャレな書店街、Đường sách(ドゥオンサック)へ行ってきました。
この書店街は2016年1月にオープン。
1年間の読書数は平均0.8冊で1冊にも満たないというベトナム人の読書量向上のために政府主導でオープンしました。
これが大ヒット、3年間で書籍200万冊・約5億円の売り上げ、しかも観光スポットとしても認知され地元民と観光客の両方を呼び込む活性かにも成功しました。
場所
ホーチミン市1区グエンバンビン通り(Nguyen Van Binh)にあります。
サイゴン中央郵便局の横、インターコンチネンタルホテルの前にあります。
地元の方は本通り、Đường sách(ドゥオンサック)と呼んでいるようです。
サイゴン大聖堂や中央郵便局、インターコンチネンタルホテルとランドマークになるようなものが密集しているので、タクシーなんかでも行きやすいと思います。
また、インターコンチネンタルホテル手前にはバス停もあり、「03」、「19」「45」番のバスが通っており、そこからも歩いてすぐです。
営業時間
営業時間は8時~22時まで。結構朝早くからやってます。
朝の散歩や近隣の観光名所を見る前にも十分見て回れますよ。
通りの様子
通りの中には休憩できるカフェもあります。
また郵便局側にマクドナルドもあるので、ハンバーガーやソフトクリームも買えます。
マクドナルドも朝7時から営業してます。
本はベトナム語で書かれたものがほとんどです。
中には日本の漫画を翻訳出版している会社のショップもありました。
雑貨類も置いている店もあって、お土産を買ってもいいですね。
現地の出版社がいくつもショップを出しています。
150mに満たない小さな通りですが、侮るなかれこのストリートでは3年間に約5億円、1か月でも1000万円も書籍を売り上げます。
しかも年々その額は大きくなっています。
小さな子供を連れた家族での買い物客も多く、子供が熱心に絵本を選んでました。
国民の知識向上と地域活性化の両方を叶えた素晴らしい政策だと思います。
そしてこのブックストリート政策、ベトナム各地へ拡大しています。
観光のメインにはならないとは思いますが、ちょっと時間があればぜひ寄ってもらいたい場所だと思います。