先日、ホーチミンからプノンペンまでバスで移動しました。
ホーチミン~プノンペン間のバスはメコンエクスプレス(MEKONG EXPRESS)やジャイアントアイビス(Giant ibis)が有名だと思います。
今回乗ったPhuong Hengバスは25万ドン(約11ドル)で格安その上4列シートではなく、3列シートのゆったり仕様で快適だったのでレポートします。
Danh Danh社とPhuong Heng社バスは3列シート
バスに乗る前にホーチミンからプノンペン間のバス情報をググっていたのですが、世界一周系や旅人のブログではだいたいMEKONG EXPRESSやGiant ibis、キャピトルツアーのバスが紹介されていました。
しかし、カンボジア在住の方のブログには「3列シートのバスもあるよ」とのこと
そのバス会社の名前は、「Danh Danh」と「Phuong Heng」。
他にも3列シートのバスはあるものの乗り場へのアクセスやバス車両の古さなどで上の2つを薦めてました。
グーグルマップで乗り場を調べたら両方ともファングーラオ通りとなっており、好都合。
というわけでこの2社に絞って出発日当日にチケットを買いに行きました。
Danh Danh バス
チケットオフィスの看板は見逃しそうなくらい地味です。
場所はマップ通りの場所にありました。
出発時間は、
ホーチミン発 6:30、7:30、8:30、9:30、11:30、13:30、15:30
所要は6時間
Phuong Heng バス
オフィスの外観撮り忘れてましたが、看板の色はコーポレートカラーの黄色でした。
Danh Danh社のすぐ近くにあります。
こちらもマップの通りの場所にあります。
出発時間は、ホーチミン発 6:30、8:30、13:00、16:00
所要は6時間
それでは以下から乗車記です
チケット購入から出発まで
出発当日はチケット有ったらすぐ乗って行こうという感じで、11時半のDanh Danhバスに乗ろうと11時くらいにオフィスへ直接行きました。
が、チケットは売り切れ。
完全に1つくらい空いてるだろうと思っていたので後の事は全く考えていませんでした…
どうしよう
その時背後にある別の旅行会社のカウンターのお姉さんが
「別の会社のバスだけど13時のバスなら空いてますよ」
「3列シートが良いんでしょ?」(Danh Danhバス選んでる意図を読み取ってくれてた)
「1+2シートのうち独立シート(1のほう)を確約できるわよ」
「値段は25万ドンね」
というこちらの意図を汲んだうえでの完璧な提案。わかってらっしゃる!
というわけでこのお姉さんに身をゆだねることに
「出発30分前にこのカウンターで集合ね」
と言われその間コンビニでジュースを買って飲んだり、前の公園の公衆トイレで用を足したり
時間になったら、クソ暑い中日焼け止め完全防備のお姉さんに連れられてすぐ近くのPhuong Hengバスのオフィスへ
ここでお姉さんの持つバウチャーと正式のバスチケットを交換してもらい、きちんとシート番号が記されたチケットを手に入れました。
シート番号も15番、ちゃんと独立側のシートでした。
バスも準備が整っていよいよ乗車。
さすが3列シート、椅子もゆったりです。
お客さんで外国人は僕一人でした。
出発(13:00)~モクバイ(14:40)
13時00分、定刻に発車しました。
発車してすぐに車掌のお兄さんがパスポートを集めます。
僕はカンボジアのビザ持ちだったので、国境でのビザ取得は不要と伝えました。
1時間40分でベトナム側国境のモクバイ到着。
バスを降りて出国審査場の前で待機。
出発後に預けたパスポートでお兄さんが代理でまとめてイミグレに提出。
イミグレもまとめてスタンプを押します。(顔すら見ずに出国審査完了、いいのか!?)
返却されたパスポートを持って再びバスに乗り込みます。
パスポートにはお兄さんが手書きで記入済みのカンボジアの入国カードがはさんでありました。
バスでカンボジア側のイミグレまで移動。
またお兄さんがパスポートを集めます。
そしてまた入国審査場の前で待機。
お兄さんが名前を呼んだ順にパスポートを受け取り、入国審査のゲートをそのまま素通り。(いいのか!?笑)
まるで時間がかからなかったので、慌ててトイレ。
すぐにバスに乗り込んですぐに出発。
バベット(15:00)~プノンペン(18:25)
バスは発車するとバベットのカジノ群を横目に快調に進みました。
飲む・打つ・買う。チャイナマネーで中国人の描く夢の街を建設中。
だいたい中国のカネが入るとワンパターンで博打と風俗がセットで出来上がる笑、そんな気がします。
ディズニーランドよりも夜総会と、実にわかりやすいパラダイス。
どストレートなところは嫌いじゃないんだけどね。
のどかな風景が続いたり
ダイナミック入店が即大惨事な小規模ガソリンスタンド(ガソリン入れる機械の真後ろで一家団欒してた)にびっくりしながら
16:30 つばさ橋手前で休憩所到着
ここで15分間の休憩でした。
こういうところだと凄く美味しそうに見えるのは何なんでしょう
わりと品数豊富
皆さん冷たいドリンクやアイスクリームを買いまくってました。
中途半端な時間なのでご飯を食べに行く人は居ませんでした。
17:00 つばさ橋通過
ここまで来るとプノンペンまであと少しです。
18:25 プノンペン到着
市内に入ってからが渋滞で時間がかかりました。
それでもこの時間、予定の所要時間が6時間に対して実際は5時間25分。
早く着いたほうだと思います。
オリンピックスタジアム前のプノンペンオフィスに到着。
トゥクトゥクが数台客待ちしていました。
ATMも近くにありました。
ちなみに冒頭で紹介したDanh Danhバスのオフィスもここのとなりにあります。
マップでは下の通りです
僕はリバーサイドまで距離はありましたが、歩いていきました。
トゥクトゥクならリバーサイドまで言い値3ドル程度でしょうか。
総評
さすが3列シート。かなりゆったりしてました。
シートもかなり倒れるので寝ていくにもいいです。
時間帯にもよるのかもしれないですが、出入国がかなりスムーズでした。
パスポートを預けるだけで全部やってくれましたし。
トイレが車内にないの不安な人は不安かも。
トイレに行くタイミングとしては、乗る前(前の公園の公衆トイレ)・イミグレ・つばさ橋手前の休憩所とあるので十分かと思います。
バスにWiFiついてるかの表記ありますが、使えないと思っておいたほうがいいと思います。
総合的には満足です。
メコンエクスプレスやキャピトルバスなどを検討されてる方、ぜひDanh DanhバスとPhuong Hengバスも検討してみてはいかがでしょうか。
本当におすすめです。