2020年3月14日にデビューした近鉄名阪特急「ひのとり」に乗車してきました。
これまで名阪特急と言えば「アーバンライナー」でしたが、「ひのとり」の登場によって主役の座は変わりそうです。
これまでとの大きな変更点は設備面の充実とともに「ひのとり」特別車両料金による料金の値上げです。
今後は「ひのとり」車両による運行が増えるため、名阪特急にはレギュラーシートでも特別車両料金がかかる場面が増え名阪間の移動にはこれまで以上に運賃がかかることになります。
しかしながら、無料WiFiの搭載やロッカー、監視カメラ付きの大型荷物スペース、空気清浄機の設置とこれからの旅行に欠かせない設備面の拡充がなされて、追加的に払う費用に十分に納得できるものとなっています。
車両
近鉄と言えば黄色と思っていましたが、赤い車両もかっこいいです。
初めてみた時心の中で「おー!」ってなりました。
横から見てもなかなかプレミアムな感じが出ていていいですね。
レギュラーシート
当日はレギュラーシートに乗車しました。
シートはシェル型シート。
シートピッチも新幹線のグリーン車と同じ広さ。
レギュラーシートというもののゆったりとした仕様でデラックスな感じです。
フットレストも完備で靴を脱いでくつろげます。
そのほか各座席にはコンセント完備。
そしてフリーWiFiもあります。
喫煙室(3号車)
3号車には喫煙ルームがあります。
世界的な流れとして公共施設では一切禁煙とタバコを吸う身としてはだんだんと肩身が狭くなってきていますが、近鉄さんは喫煙場所を維持。
これはありがたい。
3人ほどでいっぱいになる小さなスペースです。
喫煙ルームの前には自販機があって缶コーヒーとともに一服もできます。
些細なことだけどあっちこっちの車両まで行かなくて済むのはありがたい。
そのほか
車内にはICカードが鍵代わりになる無料ロッカーがあります。
大型の荷物には監視カメラ付きの荷物スペースも別にあり、これまで以上に旅行者に寄り添った設備になってます。
新幹線はスーツケースの持ち込みにあまり対応していなくて不満だったのでこれはうれしい。
またプレミアムシートのある1号車と6号車にはコーヒマシンが置いてあったり、2号車と5号車のフリースペースがあったり。
とにかくアーバンライナーからより一層過ごしやすなる工夫がされてますし、旅行者にとって不可欠な荷物スペースの増強が図られてます。
感想
感想としては、「これはいい!」です。
「ひのとり」特別車両料金という追加料金が発生して痛いところですが、これまでのアーバンライナーで不満に思っていた車内のフリーWiFiや荷物スペースが改善されていました。
追加料金がレギュラーシートで名古屋大阪間で200円なので、個人的には全然払えます。
乗車時間が2時間なので、座席にあるコンセントでPCもスマホもフル充電状態で大阪までたどり着けるし、車内の無料WiFiでネット見ながら暇つぶしやこれから行くところの情報収集もできる。
シートもシェル型で快適。
これからはこの「ひのとり」を選んで名阪間を移動すると思います。