最安で名古屋から関空へのアクセスを目指すなら絶対に外せない高速バス。
JRバスの名古屋ー大阪間は最安をつかめばだいたい片道1,600円~と、名阪間は各社入り乱れての激安プライス。
予約もスマホから、決済もコンビニでと出先からでもカンタンに予約できるモバイルフレンドリーな体制です。
名古屋ー大阪間でも夜行バスが設定されてて、早朝の関空へのアクセスにも注目。
今回は最安を求めつつ高速バスでの関空アクセスを考察してみます。
追記:2020年5月 料金等加筆修正しました
追記:2023年5月 料金等加筆修正しました
名古屋ー大阪
Googleの検索窓に「名古屋 大阪 高速バス」と入れて検索すると、
「WILLER EXPRESS」や「JR東海バス」の直販サイトとともに、一括で各社比較できる「夜行バス比較なび」「高速バスドットコム」などが出てくる。
比較サイトで最安値の常連は「名神ハイウェイバス大阪超特急」【得割】、「名古屋特急ニュースター号」【早割・WEB割】、「JAMJAMライナー」【J得】、「WILLER EXPRESS」【WEB得プラン】などなど。
3列か4列かなどのシートタイプ、車内で充電ができるかどうか、トイレ付きかどうか、いろいろと条件を変えて検索できたりもするので便利です。
もちろん安いバスは4列シートだったり、高いバスは設備充実で3列独立シートだったりと払う料金に応じてサービスも変わってきます。
各社含めれば、昼行便は6時30分~20時30分までなら1時間に数本あるので1日にかなりの本数走ってます。
始発は金山駅4時20分発の「どっとこむライナーSYIM02便」、難波到着は8時10分です。
(しかし、この時間に金山駅に居られる人はかなり限定されると思います。)
参考として名古屋駅ー大阪駅までの所要時間は約3時間です。(大阪駅か難波かなど、乗り場や降り場の違いで各地間の所要時間は変わってきます。)
ここからは、「名神ハイウェイバス大阪超特急」、「名古屋特急ニュースター号」、「JAMJAMライナー」、「WILLER EXPRESS」の昼行便を利用した関空へのアクセスを見ていきたいと思います。
下記では簡略化のため名古屋駅出発で大阪での関空までの交通機関の乗り換えまでの案内としています。
高速バス自体には他にも乗降場所が設定されていたりしますので、詳しくは各バス会社の公式サイトなどを参照してください。
JR東海バス 名神ハイウェイバス大阪線
1日13便 始発6時45分 最終20時10分発
名古屋駅(新幹線口)-大阪駅(JR高速バスターミナル)、所要時間 約3時間
4列シート 全便 トイレ付き USB端子付またはコンセント付 1便あたり6席が女性専用席
【得割】利用で名古屋駅ー大阪駅 1,600円~
大阪バス 名古屋特急ニュースター号
1日12便 名古屋駅発 始発7時50分、最終19時45分
名古屋駅(ビックカメラ前)-東大阪長田駅、所要時間 約2時間30分
4列シート 全便 トイレ付き
【早割】と【ネット割】併用で 名古屋駅ー東大阪長田駅 2,200円~
JAMJAMライナー
1日1便 名古屋駅南 7時15分発
名古屋駅(駅南ささしまライブ)-梅田(プラザモータープール)、所要時間 約3時間
3列・4列シート 全便 トイレ付き USB端子付またはコンセント付 アメニティ付 Wifi有
【J得】利用で名古屋駅ー梅田 1,500円~
WILLER EXPRESS
1日15便 始発6時30分 最終20時30分発
6時30分から16時30分発の便、名古屋駅(太閤通口)-WBT大阪梅田(ウィラーバスターミナル梅田)
17時30分から20時30分発の便 名古屋駅(太閤通口)-大阪駅前(東梅田)
12時30分発と18時30分発の2便は「なんばOCAT」が終点(12時30分の便はWTB梅田、18時30分の便は大阪駅前にも寄ります)
4列シート(15時30分の便は3列シート) トイレ無し コンセント付 女性専用席あり
【WEB得プラン】で1,400円~
(年会費1,100円のプレミアム会員はさらに300円割引可)
参照:ウィラートラベル
大阪から関空へのきっぷ
上記のバスの場合、安上がりで関空に行くには
- 難波からは、南海の空港急行で行く 930円
- 大阪駅(梅田)や東大阪長田駅からは、「関空ちかトクきっぷ」で地下鉄と南海で行く 1,020円
この2つに絞られると思います。
梅田から関空の所要時間は約1時間10分、長田から関空は約1時間30分、難波から南海の空港急行だけで関空は約43分。
ただ、各バス降車場から地下鉄駅への移動時間を加味していないため、
バス乗車、降車場からの移動、地下鉄や南海で関空の総所要時間は約5時間前後とみています。
最も降車場が地下鉄駅に近いのは、「名古屋特急ニュースター号」地下鉄長田駅の上です。
「名古屋特急ニュースター号」利用の場合は総所要時間は約4時間半前後とみています。
「WILLER EXPRESS」はどの降車場からでも地下鉄や南海の乗り場はちょっと歩きます。
おすすめのルートは?
昼行便の「JAMJAMライナー」は1便のみだし、「WILLER EXPRESS」は降車場から地下鉄の駅に行くのがややこしい。
特にこだわりがなければ昼行便で関空に行くことに関しては考慮しなくていいかなと思いました。
ただこの2社は夜行便の設定があるので、夜行便利用時にはお世話になるかもしれません。
580円足して、バス+バスで行く
大阪駅前のハービス大阪と新阪急ホテル前から空港リムジンバスが出ています。
値段は1,600円なので、「関空ちかトクきっぷ」利用よりは高いですが、名古屋から計1回のみの乗り換えで済みます。
本数も1時間に数本あるので、それほど待つことなく乗れますし、乗れば新阪急ホテルから第1ターミナルまで約50分。
名古屋から「JR東海バス 名神ハイウェイバス大阪線」利用の場合、大阪駅のバスターミナルに着くので、空港リムジンの乗り場の有るハービス大阪・新阪急ホテル共に近いです。
名古屋からの合計の料金も最安で1,600円+1,600円で3,200円と安いです。
知らない駅をいくつも行きたくない、乗り換え回数を減らしたいという方にはこちらもおすすめです。
関空LCC早朝便利用時にはバス+バスも
6時台7時台の国内線、7時台の国際線利用時には、朝5時前には関空に着いておきたいですね。
前日入りしてからの空港泊もありですが、
「名古屋最終高速バス」+「空港リムジン始発」でも第1ターミナルに朝4時30分、第2ターミナルに4時41分に着きます。
大阪駅前で深夜に4時間待ち時間があり、どう過ごすか悩みどころです。
駅周辺にネットカフェもありますが、4時間程度という中途半端な時間なので寝落ちが怖いです。
大阪駅前でネットカフェ使うぐらいなら深夜に関空入りして、関空のエアポートラウンジ使っても良いような気はしないでもありません。
空港内で無料で24時間作れる「KIX-ITMカード」作ると、エアポートラウンジが基本料金50%OFFになります。
まとめ
いかがでしょうか。
高速バス利用は、名古屋ー大阪間が安いので総額でもだいたい安いですね。
割引運賃を取れなくても名古屋ー大阪間が3,000円程度なので、総額5,000円もしないです。
高速バスのデメリットはホリデーシーズンの渋滞と不測の事故渋滞で大幅に遅れるリスクがあること。
いくら安くてもフライトに遅れたら意味がありません。
こうしたリスクを考えると、鉄道利用と迷うところです。
近鉄+南海が「株主優待乗車証」利用で合計3,130円なので、最安を求める高速バス利用者はこれと迷うところです。
最終的にはバスが好きか鉄道が好きかになりそうですが。
しかし、「JR東海バス 名神ハイウェイバス大阪線」+「関空ちかトクきっぷ」の2,620円~は安いですね。
またウィラーはプレミアム会員なら名古屋―大阪間が最安の1,100円~となっているので、ウィラー愛用者やすでにプレミアム会員の方は一考の価値があると思います。
いつか機会があれば挑戦して旅行記を書いてみたいです。